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正覚院(しょうがくいん)は、岩手県岩手郡岩手町にある天台宗の寺院。山号は北上山。詳しくは北上山新通法寺正覚院と称する。通称は御堂観音。 == 歴史 == 寺伝によれば大同2年(807年)坂上田村麻呂が立木十一面観音を自ら刻んで安置して草創したといわれ、また八幡太郎義家が前九年の役の際にこの地に仏堂を建立し観音を安置したと伝えられている。この地が北上川の源にあたり、清水が湧出しているところから、古く人々が清水を守る神々を祀り、そこに仏堂が建立されて、観音像が安置されたものと思われ、起源は相当古いものと考えられる。平安時代に蝦夷地の開拓に際して、天台宗の僧侶などが下って開いたものと思われ、平安時代にはすでに堂が建てられ、堂守が住んでいた模様である。宝暦8年(1758年)、この堂が焼失すると、八幡太郎義家に由緒のある堂と言うことで、時の藩主が復興を作事奉行に命じて行わしめた。しかし、その堂も昭和43年(1968年)の雷火により焼失し、現在の堂は昭和45年(1970年)に再建されたものである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「正覚院 (岩手県岩手町)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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